女性に多い症状 ①血虚その2…原因と対策 

◆血虚になる原因と養生

①(女性)月経…1ヶ月に1度、多量の血液が体外に出て行きます。月経があるので、潜在的に女性は血虚だともいえます。

いつも血を作る食材をとるよう心がけましょう。

②夜の寝不足…血は夜に作られます。夜22時から夜中の2時には寝ているようにしましょう。少なくとも11時には就寝。

こどもは9時前には寝る!!

血に限らず、体や体に必要な成分は夜作られます。

「寝ているとき」に体が作られるわけではないので要注意。

昼間に昼寝しても血は作られません。人間は夜行性の動物ではないからです。

(ヒトの成長ホルモンは夜22時から夜中の2時に分泌される事に関係しています。)

②出産 …言うに及ばす出産には多量の出血を伴います。出産直後の女性は、多量の気(エネルギー)も消耗している「ド・気血両虚」。

産後1ヶ月は絶対安静。しっかり補気補血!産後のひだちが悪いと、30代でも更年期障害が早めにきてしまうケースも…。

働いている方など、社会復帰を急ぐ事情もあるとは思いますが、人生全体で見るとこの1ヶ月は大きいですよ~!

③おなかの力が弱い。栄養を吸収しにくい体質。…いわゆる脾胃気虚といって、消化器系が強くないタイプの方です。

栄養のあるものを食べても、吸収が悪く、血を作るにいたりません。

◆補血の作用のある生薬・漢方

トウキ、ジュクジオウ、シャクヤク、アキョウ、シカシャ(プラセンタ) 等

の入った漢方。

婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)、参茸補血丸(さんじょうほけつがん)、ダブルリンクルX錠、帰脾湯(きひとう)、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)、

等にはこれらの生薬が入っています。

補血の作用のある漢方薬はさまざまな種類のものがあります。

体質や、他の症状によっていちばんあった漢方を選びましょう。

上記の、脾胃気虚タイプの方は、消化器系を助けるオリエンタルハーブティーや漢方薬の併用が必要です。

 

◆血虚の食養生

①たんぱく質をバランスよく摂る。

肉・魚・大豆などたんぱく質をバランスよく摂りましょう。

※肉について…肉も種類によって、体への影響の仕方が違います。補血の効果が高いのは鶏肉。手間はかかりますが、骨をぶつ切りにしてスープにするとより良いです。

アトピー性皮膚炎・皮膚トラブルのある方は食養生についても、まずご相談ください。

②補血によいとされる食材・鉄分の多い食材を摂る。

季節・体質を問わず食べれるのは、レーズン・胡桃・黒ゴマ などです。

便秘の方はプルーンもオススメ。