生理痛はありますか?

 

日本女性ならほとんどの方が経験したことがある「生理痛」

実は「生理痛はないのが当たり前」なのです。

PMS生理痛はないのが当たり前

生理痛の多くは、下腹部の鈍い痛み、プラス「頭痛」「腰痛」など、また「生理前にイライラする(PMS=生理前症候群といいます)」や吐き気やだるさ、下痢、便秘、など人によってさまざまな症状が起こる場合があります。

こうした症状に悩まされるため「生理なんてこないほうがいい」「生理はめんどうなものだ」「女性に生まれたばっかりにつらい思いをしている」と、ついマイナスの方向へ考えてしまいがちです。

しかし、中医学(中国漢方)の観点からすると「生理痛はないのが当たり前」であって、生理痛があるということは、心身に何かしらの異常があって、それを知らせてくれている、いわば貴女の体からのシグナルということになります。

子宮筋腫、子宮内膜症、といった病気が潜んでいるかも知れません。

冷えやおけつ(血の流れが滞っている状態のこと)、血虚(血が足りていないこと)、気滞(気の流れが滞っていること)、痰湿(水分代謝がうまくいっていないこと)が原因かも知れません。

生理痛は不妊の原因と重なっていることも多いのです。

早めに対応し、さわやかな毎日を過ごしましょう!

 

PMS生理痛はないのが当たり前

あなたの生理をチェック!!

生理周期          25日から38日

生理初日から次の生理の前日までの日数を生理周期といいます。一般に排卵を伴う生理周期のことをさします。この期間より短かったり長かったりする場合は専門家に相談しましょう。
※初潮後の数年間は安定せず不順になることがあります。

 

生理期間          5日から7日

年齢によっても違いますが、一般的にこの期間内であれば正常です。この範囲未満または超える場合は専門家に相談しましょう。

 

経血の量      

一般的に二日目が一番多く、徐々に少なくなります。ナプキンをほとんどかえる必要のない場合や、昼間でも夜用ナプキンが何枚も必要な場合は注意が必要です。

 

経血の色          赤から暗紅色

期間を通して黒っぽい場合や、薄く水っぽい場合は注意しましょう。

 

経血の質      

血の塊、レバー状の塊が混じる場合は注意しましょう。

 

生理期間中の過ごし方

冷えた飲み物や食べもの、生もの(刺身や生で食べる野菜サラダ含む)は控えて、からだを内側からも外側からも冷やさないことを心がけてください。薄着をしたり露出の多い服装も控えましょう。
血の流れが悪くなったり血を冷やしたりするので、刺激の強い辛いもの、味の濃いものも控えましょう。
過度の運動や仕事はせず、からだに無理をかけないことです。また、十分な睡眠をとり、体を十分にいたわりましょう。

 

 

女性は頑張り屋さんが多いので、ついつい自分の体のことは後回しにしてしまいがちです。でも、貴女が元気でいることは周りの方にとっても大切なことなのです。

気になることがあればお気軽に、早めにご相談ください。
自然のちから、中医学の知恵と漢方がきっと貴女のお役に立てるでしょう!

 

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