アレルギー性皮膚炎・アトピーの食事~肉など、たんぱく質のとり方~

アレルギー性皮膚炎の方の食事について、

医療機関を受診されている方は主治医の先生の指示があると思いますので、指示通りでおねがいします。

■□■中医学的観点(薬膳)では…発物(はつぶつ)という考え方■□■

 中医師の専門家でも食事に関してはさまざまな意見があります。

薬膳の観点からは、皮膚病の方は一般的に発物(はつぶつ)は避けるようにいわれます。

発物とは…皮膚病を悪化させるものの事。牛肉、ジビエの類、卵、海のもの(魚介類)。  を指します。

皮膚症状を悪化させないためにこれらのものは積極的にはとらないようにした方が良いです。

皮膚の症状にも個人差ががありますし、年齢に関わらず食事の楽しみが減るのはストレスです。

高タンパク質のものは栄養価も豊富ですが、皮膚症状の重い時には控えた方がよいでしょう。

肉類に関しては、肉の動物の種類によって体を温める力に差があります。

←熱性  ジビエ(熊肉など) > 山羊 > 牛肉 > 鶏肉 > 豚肉 >蛙(あまり食べませんが…) 涼性→

です。熱性の強い食品は皮膚の赤みを増してジュクジュクの原因になります。

特に高タンパク+熱性の強い肉類は要注意!牛肉よりも熱性の強いものは控えましょう。